ここ数年は新しい治療法の勉強に集中していて、インプットの比重が増えていたので、久々のアウトプット仕事になりました。月1ペースでしばらく続けて担当させていただく予定です。
鍼灸師になって12年ちょっとになりますが、以前と比べれば人の身体、生命というものが、いかに力強くて偉大であるか、同時に曖昧で不確定なものなのかが解ってきたつもりです。
医学書に載っている事柄で全てを説明することはできませんし、「ここに鍼すれば治ります」みたいに短絡的に事が運ぶわけではありません。もちろん治療における理論体系はあるのですが(膨大なまでに)、臨床の場において肝心なのは、如何にして定石を個々の患者さんに合わせられるかです。
それができなければ、その“理”を役立てることはできません。目の前にある身体が主人公です。それとのやりとりは紛れもなく“Art”です。
そういう微妙(みみょう)なことを考えないでやっていた頃の方が人に伝えるのは簡単でしたが、今の自分はそれを抜きにして鍼灸を語ることはできません。そして、せっかくそういう自分になったのだから、そういう自分らしいアウトプットができるよう、試行錯誤していこうと思っています。
現在のお花は芍薬です。買ったときは蕾でしたが、今朝はとてもキレイに開いていました。
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