2007年02月25日

勝島運河沿いの菜の花

品川区勝島運河沿いの菜の花です。
満開でした。
もう春が近づいているんですね。

CAYV49EB.jpg

CAV4N4CW.jpg

ちなみに話は変わりますが、昨日、今日は、
はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の
国家試験が行われていました。
受験者の皆様、本当にお疲れ様でした。
posted by 堀 雅史 at 20:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | お散歩、お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月24日

ティモシー・ガルウェイさんの『インナーワーク』

innnerwork.jpg

最近、最も面白かった本です。

著者のガルウェイさんは、教育学の専門家で、テニスのコーチもやっていた(今もやっている?)方です。あるとき従来の指導方法である、“まず最初にコーチがお手本を見せて、選手がそれに習う”というやり方に疑問を感じ、それよりも人間が基本的にもっている自然習得能力を尊重した方法論を提唱します。

それがインナーゲームというもので、これは一人の人間のなかにセルフ1とセルフ2という2つの別個の役柄があるという考えが基になります。

テニスを例にすると、選手はプレー中に自らのプレーに対して、評価と反省を繰り返しており、自分のちょっとしたミスに対して、「どうして、こんなプレーができないんだ!」 と、しばしば自分を責め立てています。そうするとかえって動きは硬くなり、さらにミスを犯してしまうという悪循環が起こり、それが積み重なればスランプに陥ってしまいます。このときの自分を攻め立てる役柄がセルフ1で、もともとのプレーを行っている役柄がセルフ2というわけです。

これをコーチングに置き換えてみると次のようになります。
従来の指導方法のように、まずコーチが手本を選手に示し、それを頭で理解させてから「では、やってみなさい」というやり方だと、自分にとっての外的な基準に合わせたプレーを強制させられることになります。すると、コーチの「よし!」という評価が、基準になってしまい、本来の自分らしい自然な能力が発揮されなくなってしまうのです。つまり、セルフ1が優位に働いてしまうということです。

そのように外的な基準など押し付けなくても、セルフ2が本来もっている習得能力を全面的に信頼すれば、自然に上達するというのがガルウェイさんの主張です。確かに子供は誰に教わらずとも、毎日の遊びの中から多くを学びますし、トッププレーヤーが最高のプレーをするときには、「何も考えていなかった」ということが多いといいます。そういうときはセルフ2が本領発揮し、セルフ1はおとなしくしている状態なのです。

つまり、いいプレーをするためには、いかにしてセルフ1のささやきに惑わされず、セルフ2を信頼できるかが大切であり、そのセルフ1とセルフ2のやりとりをインナーゲームと呼んだのです。

そしてインナーゲームは、テニスのみならず、ゴルフ、スキーにも応用され、さらにはオーケストラ演奏、ビジネスと幅広い分野に応用されるようになったのです。

本書ではビジネス領域のインナーゲームが主題になっており、アメリカのAT&A(全米電信電話)にインナーゲームを導入する際のエピソードなどが書かれています。

この本を読み終えて、自分の中でも気づかないうちにインナーゲームが起こっていたことに気づきました。

僕は、たまに何か上手くいかないことがあると、必要以上に自分に否定的になってしまい、「なんではこんなことができないんだろう・・・」などと思うことがありました。ですが、そんなふうに自分を責めたからって、急にできないことができるようになるわけではないんですよね・・・。至らないところは直せばいいだけで、それが急に直らなければ、ゆっくり工夫していけばいいだけなんです。そうわかっていても、自分を叱責せずにいられない・・・。そういうときは、明らかにセルフ1が優位になっていたんだと思います。

それに気づいたら、なんだかとたんに頭がスッキリしてしまいました。今後も、何をするにしたって、上手くいかないことなどいくらでもあるでしょうが、不必要に自分を責めることはなくなりそうです。少なくとも今までよりは・・・。そんなことをする必要がないことに気づくことができました。

書店には、コーチング関連の本がたくさんありますが、どちらかというとコミュニケーションスキルに重点を置いたものが多いようです。そういうタイプの本も読みましたが、インナーワークを読むと、それらが表面的なテクニックのように思えます。もちろんテクニックも意味はありますが、本質的な部分を理解しないと、テクニックに振り回されてしまうこともあると思います。そういう意味で、『インナーワーク』は人の核心を見事なまでにわかりやすく表現している本だと思います。
posted by 堀 雅史 at 21:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月11日

後楽園の梅

今日は、梅を見に小石川後楽園に行って来ました。
 
とてもきれいでしたよ!
 
.
posted by 堀 雅史 at 20:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | お散歩、お出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月09日

SEO対策セミナー

昨日(2/8)、メディアネットジャパンの鈴木将司先生のSEO(検索エンジン最適化)対策セミナーにいってきました。


鈴木先生のSEO関連のご著書はずいぶん参考にさせていただいていたので、
昨日のセミナーもとても楽しみにしていたのですが、期待通りの素晴らしい内容でした。 

 
セミナーを終えて、ひとつ考えさせられたことがあるので、今回はそれについて書こうと思います。
 
ですがその前に、ご存知ない方のために検索エンジンの仕組みについて簡単にお話しますね。


Yahoo!やGoogleのような検索サイトでは、検索エンジンロボットというプログラムが、ネット上を常に巡回しており、世界中のサイトを閲覧、評価しています。そして独自の基準により、様々な検索キーワードにおける表示順位を決定しているのです。
 
この検索エンジンロボットに認識されやすくするためのテクニックが、
検索エンジン最適化(Search Engine Optimization:SEO)です。

 
それに対し、検索エンジンの上位表示のみを目的にした、不適切なテクニックも存在します。例えば、サイト内に過剰にキーワードを詰め込む、無関係な内容のサイトからリンクを張りまくる、etc・・・。このように、検索エンジンを騙すことで上位表示を狙う行為をSEOスパムといいます。
 
鈴木先生のお話では、最近ロボットの判断力がものすごく進歩しているらしく、かなりのレベルでスパムを見破るらしいのです。一般の人達が考えつく程度のスパムはほとんど見破られ、同時に検索対象から抹消されるとのことです。
 
確かに、そのロボットのプログラムを作っているのは、世界中の天才が結集するGoogleやYahoo!のスタッフですから、それも当然かもしれません。すごいことです。
 
その話を聞いて、僕は思いました。今さらですが、そもそも検索エンジンというのは
利用者が調べたいキーワードを入れ、それについての情報がのっているサイトを
自動的に検索してくれるというサービスです。
 

すると、そのキーワードについての情報がどこよりも充実していれば、小手先のテクニックなど使わなくても上位に表示されるとも考えられます。

もちろん同じくらい情報が充実したサイトであれば、検索エンジンに最適化されたほうが上位にでるので、SEOが必要ないとは全然思っていません。非常に重要だと思っています。

ですが、SEOのために事実と異なる情報を発信することは本末転倒だと思うのです。
 
上位表示は目的ではありません。目的はあくまで、自分が自信をもって提供できるサービス、商品をそれを必要とする人に届けることです。SEOはそれを円滑にするためのツールにすぎません。


よって、SEOのテクニックを磨くよりも、本業が社会に必要とされるだけの魅力を備え、それをストレートにネット上で発信し、検索エンジンがそのサイトを正当に評価し、
それを求める人が入力したキーワードで上位表示される、という流れが一番シンプルで理想的です。 


そのための評価システムである検索エンジンが進歩してきているのは、素晴らしいことだと思います。「小細工はやめて、本質的に価値のあることをやろう」ということだと思います。
 
経営においては、戦術に振り回されず、戦略的に考えることが大切といいます。目的を達成するために使い始めた方法が、いつの間にか目的になってしまうということは、
しばしば起こりえることだと思います。情報過多で選択肢が増えすぎると特に・・・。
 
こんな状況で大切になってくるのは、自分の判断基準をどこに置くかだと思います。

結局のところ、何のために仕事をしているのかといったら、自分を含め、人と社会が幸せになるために仕事をやっていると思っていますので、人としての基本的な正しい価値観というのが、もっともシンプルで揺るぎない基準だと思います。

これって、京セラの稲盛和夫さんがおっしゃるような生き方とリンクすると思います。
 
情報過多の社会において、WEBの世界はとりわけ複雑化しているように感じますが、それだって人がつくったものですから、根本的に大切な原理原則は変わらないはずです。

僕の治療室は、検索エンジン経由でいらっしゃる患者さんが多いので、今回の鈴木先生のセミナーは非常に考えさせられました。人の本質的な幸せに、役立てる治療室にしたいと思います。

2007年02月03日

小鳥の声を聞く

僕は、自分の治療室を経営するとともに、毎週金曜日の午後は、東中野にあるTJK東中野保健センター腰痛対策室で勤務しています。


昨日、室長と今年度の反省点や今後の方針などについて話をしたのですが、そのときに治療室全体のスムーズな運営についてのアドバイスをいただきました。

 腰痛対策室では、施術の前後に特殊な身体測定をするので、大勢の患者さんが同時に入れ替わる際には測定室が込み合い、若干お待たせしてしまうことがあるのです。

一人一人の患者さんへの施術に集中すると同時に、治療室全体の運営についても意識を向けるということは、それなりのコツがあります。

ふとこんなエピソードを思いだしました。NHKの大河ドラマ『宮本武蔵』で、武蔵が初めて柳生石舟斎と対峙するシーンです。武蔵は殺気をむき出しにしながら、石舟斎に向かっていくが、軽くあしらわれてしまう・・・。そこで石舟斎が一言。

『武蔵よ。小鳥の声が聞こえたか?』

狭い視野にとらわれて、力んでいてはかえって隙だらけになる。小鳥の鳴き声が聞こえるくらいに、柔らかくあれという教えなのでしょう。それを機に、武蔵は大きく成長していきます。

これは、治療室の運営にも通じることだと思いました。仮に自分の持ち場のみに視野を限定してしまったとしたら、まさしく小鳥の声が聞こえない状態でしょう。

治療室のスムーズな運営のためには、全体の状況、雰囲気をリアルタイムで感じ取りながら、その時々において、もっとも適切な調整をしていく必要があります。そして、結果的にはそれが一人一人の患者さんに丁寧な施術をしていくための時間的余裕につながるのです。一つ一つの仕事を他とを分断してしまっていては、どんなにいい仕事ができたとしても、全体としての調和がとれるとは限りません。

ひとつひとつの仕事に集中する自分。そしてその一方で、常に一歩引いた視点で全体を俯瞰する自分とを両立させなくてはなりません。それを実践するためには、小鳥の声が聞こえるくらいに、柔らかく構えているのがいいのかもしれません。

posted by 堀 雅史 at 21:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする